FXの入門編!初心者がこれだけは知っておくべき23の用語を簡単に解説(その6)

FXをはじめるなら、ぜひこれだけは知っておきましょう!

FX初心者のためのFX用語入門

できるだけ分かりやすく解説しています。

FXでよく使われる用語の解説その6です。

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レンジ(Range)

一定の値幅の間を行ったり来たり上下する値動きをレンジ相場といいます。

単に「レンジ」と呼ばれることもあります。

レンジ相場説明

ここで言う「値幅」は、常に特定されている値幅ではなく、時間軸やその時の相場状況によって変わります。

場合によっては5pipsだったり、100pipsだったりします。

また、その継続時間も何分以上同じ値幅であればレンジとか何時間以上とか、決まっているわけではありません。

つまり、チャートを見て、その人が主観的にレンジ相場だと決めるのです。

チャートは、いつもきれいなレンジ相場を描くわけではないので、ある程度の裁量(自分で判断)が必要となってきます。

しかしレンジ相場の判断はそれ程難しいことはないので、一定のスキルがある人ならば大体意見が一致します。

水平線を何本か引いてみると分かりやすいですね。

チャートを見慣れてくれば、すぐに判断できるようになるでしょう。

またレンジ相場は、「ボックス相場」(略して「ボックス」)と呼ばれることもあります。

視覚的に四角形(箱)のようになるので、このように名付けられています。

ところで、レンジ相場はFXでのトレーでどのように利用すればよいのでしょうか?

レンジ相場が続くと想定した場合の基本的な考え方としては、

・レンジの上限で売る
・レンジの下限で買う

という戦略が機能します。

また、レンジ相場がブレイクしたときには、

「レンジ相場を抜けた方向についていく」

という戦略があります。

「もち合い放れにつけ」

という相場の格言にもあるように、レンジから抜け出した方向に価格は動きやすいことを表しています。

ただし、必ずしもレンジを抜けた方向に価格が動き出すわけではないところが、FXの難しいところですが、「確率的に高い」ということは、基本的な事項として覚えておくと役に立つでしょう。

過去のチャートを検証するなどして自分なりに確認してみると良いと思います。

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ダマシ(だまし)

言葉のとおり、相場(特定のプレイヤー)がトレーダーをだますことなのですが、FXにおいてダマシとは、一般的な売買のサインが出たときなどに、そのサインの通りに相場が動かずに逆方向に動くことをいいます。

たとえばレンジ相場でいうと、

レンジをブレイクしたら、その方向にエントリー

が基本的な売買サインなのですが、

ダマシの例

このように逆方向に動くことを、いわゆる「ダマシ」と呼びます。

もちろんこのようなサインでエントリーするときには、単純にレンジからのブレイクだけで判断する訳ではなく、トレンド方向や相場環境を確認して総合的に判断する必要はあります。

大口の機関投資家が意図的にだまそうとして仕掛けてくる(価格を動かす)場合もあるようですが、価格の動く要素は単純ではないので、ダマシが発生してから初めてダマシだったと気付くこともあり、判断はかなり難しいものです。

本当に誰かに意図的にだまされている場合と、たまたま値動きがそうなった場合の判断は付きにくいのです。

ではFXにおけるダマシを避けるには、どうしたらよいでしょうか?

まずは、FX相場をよく観察して確認して色々な要素を検証して、エントリーが正しいかどうかを判断する事です。

しかし、確率の高いルールを採用しても、ダマシを100%避けることはまず無理です。

そうなるとダマシへの対処は「ロスカット注文」しかないと思います。

「なんだ、結局ダマシは回避できないじゃないか。」

と思うかもしれませんが、100%の回避はできないので、大切な資金を守るために、確実なロスカットで対処するのです。

「確率の高い売買サインや自分のルールに従ってエントリーして、ダマシにより逆方向に価格が動いたらロスカットで対処」が基本的な考え方です。

MA(エムエー)=Moving Average(ムービング・アベレージ)

移動平均線(いどうへいきんせん)のことを略してMAと呼びます。

チャートの解説などで「移動平均線」はよく使われます。

たとえば25期間の移動平均線の場合、「MA25」と表記します。

「25MA」と表記されていることもあって、どちらも同じ意味で使われています。

ちなみに、MA25はボリンジャーバンドと呼ばれるFXの指標の中心線になります。

MAの基本的な使い方としては、

・MAが上方向に向いていれば上昇トレンド
・MAが下方向に向いていれば下降トレンド

というようにトレンド判断のひとつの材料となります。

つまりトレンド判断では、

・MAよりも価格が上の場合は買い目線
・MAよりも価格が下の場合は売り目線

となります。

ただし、MAを単独で使用するのではなく、複数の時間軸や他の要素も考慮しながら判断する必要があります。

「MA」は個人のFXブログなどでも、よく使われている言葉です。

「MA」=「移動平均線」は、必ず覚えておきましょう。

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