トルコリラ円をスワップ金利狙いで運用中。
ポジションを公開しています。
リスクのあるトルコリラ円ですが、実際に運用すると、どのような結果になるのでしょうか?
前回のトレードでは、トルコリラの急落で2つのポジションがロスカットとなって、2万4千円の損失となりました。
さて、今回は急落後の反発を狙ってトレード開始です。
トルコリラ円のポジションは、どうなったのでしょうか?
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2017/10/09
トルコリラ円が急落しました。
金曜日の終値では31.15くらいだったのですが、月曜日に相場が開けてみたら、30.66からのスタート。
その後29.3まで急落しました。
トルコリラが急落した理由は、「アメリカとトルコのそれぞれでビザの発給業務を停止したこと」だとニュースが伝えています。
それによって、アメリカとトルコの両国の関係が悪化することが懸念されて、トルコリラの下落につながったというわけですね。
このように高金利通貨にはリスクが付きものですね。
チャートで見ると、日足では30円のラインからの反発で、長い下ひげを出しています。
ということで、政治的なリスクはありますが、新たにポジションを持ちました。
通貨ペア:トルコリラ円(TRY/JPY)
売買区分:買
約定数量:10,000
約定レート:30.499
約定日時:2017/10/09
ロスカットは2円としました。
トルコリラ円が28.5円になったら、約2万円の取引損失となります。
スワップ金利狙いながらも、リスクを考慮したトレードとしています。
さらにある程度の利益が出たら、利食いもする方針です。
28.5円まで落ちてきたら年初来安値を更新ですね。
ただし現在の状況を考えるとあり得るかもしれません。
さて、どうなるでしょうか?
2017/11/10
トルコリラ円の急落から約1ヶ月が経ちました。
30.499円だった為替レートは、現在29.241円です。
この間に一度は31円の直前まで上がったのですが、そこから1ヶ月で、2円弱下落しました。
すごい落ち方ですね・・・。
やはり、トルコリラにはリスクがあります。
私のポジションの損益ですが、12500円くらいの損が出ています。
ロスカット(損切り)は、28.5円にしていますが、そこまで行く可能性が高くなってきましたね。
そして、スワップ金利は2894円。
一日あたり100円くらいの金利を得ることができています。
為替差損とスワップ金利の合計では、1万円くらいの損失となっています。
現在のトルコリラ円の29円付近は、安値圏と言えば安値圏なのですが、下に抜けると危険な感じがするところでもあります。
これから買ってみようという人は、スワップ金利狙いの場合でも、ロスカットを忘れずに入れておいたほうがいいと思いますよ。
さて、どうなるでしょうか?
2017/11/20
トルコリラの下落が止まりません。
そして、とうとう私のポジションもロスカットのラインまで来てしまいました。
28.5円でロスカット(損切)決済です。
通貨:トルコリラ円(TRY/JPY)
単位:1万通貨
約定レート:28.500
取引損益:-19,990円
スワップ金利:3,990円
損益:-16,000円
前回のトルコリラ円の取引での損益は、マイナス24,603円ですので、合計で40,603円の損失となりました。
いや~、「トルコリラ」なかなかリスキーな通貨ですね・・・。
それにしても、スワップ金利の破壊力もすごいです。
一日100円の金利を得られますから、今回は2万円の損失のうちの約20%に当たる3990円をカバーしてくれています。
7か月間ポジションがキープできれば、2万円もカバーできてしまう計算ですからね。
ロスカットしないで持ち続ける作戦もありますが、最大で30万円くらい失うリスクがあるので、損切を入れて対応しています。
さて、トルコリラ円のスワップ金利の実践は、まだまだ続きますよ~。
28.5円付近がサポートラインになるのか?破られるのか?を見極めて、また良さそうなところでポジションを持ってみようと思います。
4万円のマイナスを取り戻すことはできるのでしょうか?
つづく。
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