株主本人じゃなくても、誰でも使える株主優待があるのを知っていますか?
株主優待を使うのに、株主本人が使えるのはあたりまえですよね。
ところが、株主本人でなくても、株主になっていなくても使える株主優待もあります。
もちろん、株主優待を得るためには株主になる必要がありますが、株主優待を譲り受けたり、家族で使ったりできる場合があるのです。
では、「株主しか使えない株主優待」と「株主以外でも使える株主優待」は、どのようにちがうのでしょうか?
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会社によってちがう株主優待の利用範囲
株主優待の利用範囲は、当然ながら優待を発行している会社が決めています。
ですので、「株主本人のみ利用できる」とか「誰でも利用できる」などの利用範囲は、株主優待を行っている会社の決まりに従う必要があります。
たとえば、人気の株主優待である「ANA(全日空)」は、航空券の料金が50%割引になりますが、優待券について「株主様以外の方でもご利用いただけます。」と明記しています。
イオンの株主優待は、「オーナーズカードを提示して支払いをすると、株数に応じて半年ごとに何%かキャッシュバックされる。」というものですが、これは株主本人にキャッシュバックの通知が来ますので、他の人は優待を使えません。
(カードは使えますが、株主にキャッシュバックされます・・・。)
また、グレーな株主優待は結構多くて、優待券には「本人以外利用できません。」と書いてあっても、実際には本人確認をすることは少ないですし、オークションに優待券が出品されていたりします。
株主優待を提供する会社側では、このように株主以外の人に優待を利用されるのがイヤな場合は、紙の優待券ではなくて、ポイントカードやアカウント制にして、工夫しているところもありますね。
個人的な勝手な意見ですが、株主本人以外にも優待券を利用してもらうことで、その会社の商品やサービスに触れる機会が増えるので、宣伝効果もあって良いことだと思うのですが、あなたまはどう思いますか?
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株主優待の目的は何?
会社が株主優待を実施するのは、いくつかの目的があります。
・株主への自社商品やサービスの提供による宣伝効果。
・株主の数を増やしたい。
・安定株主やファンとなる株主を増やしたい。
などですよね。
このような目的ならば、株主以外の人にも株主優待を利用してもらった方が、より良いのではないかと感じます。
知名度の低い会社でも商品やサービスを利用することで、親近感が沸いたりすることがありますからね。
もしかすると、優待を利用した人が「この会社の株を買ってみようかな?」と思って、株主になっちゃうかもしれませんよね。
節約のためにオークションで株主優待を落札して利用している人も、本当は自分が株主になったほうが、さらに節約になったりします。(もちろん株式のリスクはありますが。)
反対に「株主本人だけ」に株主優待を利用してもらいたい会社もあります。
そのような会社は、おそらく「株主本人」に自社の商品やサービスや現場を見てもらいたいという思いがあるのかもしれません。
「株主」が商品やサービスを利用すれば、従業員の緊張感が保てるというのは考えすぎでしょうか?
このように株主優待にも色々とありますが、株主優待の利用は、発行している会社の決まりに従うのが基本です。
誰でも使える優待ならば、オークションで落札して使ってみるというのも、株主優待の楽しみかたの一つです。
「この株主優待は使えるよ!」
「誰でも利用できて便利な優待を知ってるよ!」
という情報をお持ちのあなた。
おススメの株主優待をおしえてください。
下のコメント欄に記入していただけるとうれしいです。
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