あなたは、FXで大損しないために、何をしていますか?
資金管理をきちんとしていますか?
FXで大損しないためには、資金管理が非常に重要です。
資金管理という言葉は、FXではよく使われていますが、ではいったい何をすればいいのでしょうか?
「損益比率」とか「勝率」とか理論はいろいろとありますが、そのようなことを考える前にまず実践することがあります。
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それは、ロスカット注文です。
いわゆる損切りの注文ですね。
ポジションを持ったら、必ず確実にロスカット注文を入れる。
これをすべてのトレードで行います。
「え?それってただ損失になるだけじゃないの?」
と思うかもしれませんが、「リスクを限定すること」=「リスクを管理すること」が、資金管理の前提条件で、FXの必須事項なのです。
特に、FXの初心者がロスカット注文を入れないでトレードを続けていると、ほとんどの場合は資金の大半を失って大損して市場から退場することになります。
・ロスカット注文は絶対に必要です。
FXで勝ち続けているトレーダーで、ロスカット注文をしない人はいません。
どんなにすごいトレーダーでも勝率は100%ではなく、かならず負けるトレードがあります。
しかし、そのような人たちはトータルで利益を出すようにするために、負けトレードでの損失を限定しています。
トータルで勝つには、リスクを限定するために、絶対にすべてのポジションにロスカット注文を入れなければいけません。
そして、もうひとつ重要なことがあります。
それは・・・・
・絶対に損切りの価格を動かさないこと
損失が大きくなる方向に、指値の変更をしてはいけないということです。
「もう少しでロスカットになりそうだけど、そろそろ反発しそうだから指値を変えちゃおうかな?」
という考えは非常に危険です・・・。
という私も、過去には何度かやってしまったことがありますが・・・。
そして結果は言うまでもなく、変えてしまった指値まで到達して損失を拡大します。
そういう場合の多くは相場がそちらの方向へ動いているので、指値を動かすと、損失を拡げてしまう確率が高くなるのです。
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それでは、
どこにロスカット注文を入れればよいのか?
ですが、
自分でルールを決めていないという人におすすめなのは、
「1回のトレードでの最大損失を現在の証拠金の1%以内」
とするルールです。
このロスカットのルールはかなり安全で、FX市場からの撤退リスクを極力減らすことができます。
たとえば、現在の証拠金が、30万円の場合、
1トレードでの最大損失は3000円にします。
たとえば、ドル円で10000通貨でのトレードであれば、エントリーから30pips離れたところがロスカットポイントです。
20000通貨のトレードであれば、15pipsとなります。
ロットとpips数の調整によってリスクを限定するのです。
これは私も実践している、おすすめの手法です。
どんなトレード手法であっても、5連敗くらいは普通にあると思います(私だけ?)。
1回の損失を1%に限定すれば、5連敗したときでも損失は証拠金の5%程度で済むのです。
相場の状況によっては1%以上のリスクをとる場合もありますが、そんな時でも1回のトレードでの最大損失は証拠金の2%までにしています。
なんだかロスカットの話ばかりしていて、勝つにはどうしたらいいの?と思うかもしれませんが、とにかくFXで勝つためには、まずリスクの限定をすることが大事です。
FXのトレード手法について考えるのは、損切りが確実にできるようになることが前提です。
特に初心者の方は、資金を失ってFX市場から撤退しないように、まずは大事なお金を守ってトレードしてください。
損切ができるようになってきたら、こんなFX教材を買ってみるといいと思いますよ。
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