マイナス金利がFXに与える影響とは?円安・円高の場面をするりと切り抜けるトレード方法

先週は、日銀がサプライズのマイナス金利を発表してから、為替は大幅に円安に動きました。

(2016年2月に書いた記事です。)

ドル円で250pipsくらい一瞬で飛びましたね・・・。

みなさまはポジションを持っていましたか?

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私はノーポジションだったのですが、仕事中はFX相場を見ていなかったので、マイナス金利のニュースを知ったのは後になってからでした。

もし、ドル売り・円買いのポジションを持っていたら、あっさりと損切りに引っかかるところでした。

もっとも損切り(ロスカット)の注文は、エントリーと同時に必ず入れているので、損失は限定されているのですが・・。

このような急激な値動きは年に何度かあるので、やはり損切りの注文は必須ですね。

当ブログでも、FXの資金管理の前提条件として損切り注文をしつこくおススメしています。

ところで、日本では初めてのマイナス金利ということですが、FXのトレードではどのように対処すればいいのでしょうか?

円売りでエントリーすればいいのでしょうか?

ドル売りでエントリーすればいいのでしょうか?

その前にまず、生活への影響ですが、マイナス金利は日銀と民間の金融機関との間で適用される金利なので、個人が銀行に預けている預金がマイナスになる(減る)というわけではありません。

とりあえずは一安心ですね。

ただし、個人が銀行に預けている金利は減るようです。

もともと、ほとんど金利など無いようなものなのに、更に減るということです・・・。

お金を増やすためには、銀行に預けておいても増えないので、ますますFXや株式のようなトレードが有効になってきますね。

さて、マイナス金利でドル円は大きく円安に動いたわけですが、FXのトレードはどうすればいいのでしょうか?

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基本的なトレードのスタンスとしては、「それほど気にしなくてもいい」と思っています。

もちろん「金利が少ない通貨は売られやすい」ですし、「金利が高い通貨は買われやすい」です。

しかし、一方的にいつまでも売られたり買われたりするわけではないので、頭の中に情報として入れておけばよいのだと思います。

その上で、チャートを見て値動きを確認してから、「いつものとおりのトレード」をするのが良いのではないでしょうか?

もちろん、エントリー後の損切り注文は必須です。

日足のドル円チャートを見てみると、大きく上昇してきているのが分かります。

そして今のところ、上昇は止まってレンジの値動きとなっています。

レンジとなっているので、今後の値動きに注目ですね。

レンジを上にブレイクしてくれば再上昇の動きが期待できますので「押し目を待ってから買い」というのが一つの戦略として考えられます。

また、下にブレイクしてきたときは、サポートラインからの反発などを見極めてからのエントリーという戦略も考えられます。

このように、普段どおりに状況を確認してからのFXのトレードが重要です。

円安だからといって、何でも円売りすればいいものでもありません。

ドル円は大きく上昇したので、大きく調整するかもしれませんし、しないかもしれません。

未来の値動きは、誰にも分からないのです。

日足チャートを見てみると、122.5の付近に抵抗線がありそうですが、ここまで行くのかどうか?も注目すべきポイントですね。

もし、そこまで上昇したならば、今度はその抵抗線で反発するのか?抜けていくのか?を確認する作業になります。

そして、やはり必須なのは、損切り(ロスカット)注文です。

ボラティリティが高い(値動きが大きい)相場では特にロスカットは必須です。

マイナス金利など、相場に与える影響が大きいニュースがあった場合でも、相場環境を見極めて、冷静にFXのトレードをしましょう。

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