FXで勝ち続けている人の18の共通点とは?勝っているプロのトレーダーは何をしているのか?FXで勝ち続ける方法

FXのトレードでは、勝っている人が1割、負けている人が9割などど言われています。

この数字の割合を見てみると、負けて損失を出している人が大多数で、収支がプラスマイナスゼロのトントンならば、結構良いほうだということが分かります。

では、FXで勝ち続けて利益を出している1割の人とは、いったいどのようなトレードをしているのでしょうか?

私なりに色々と調べてみたところ、以外にも特別なことをしているわけではないということが分かってきました。

必勝法などの手法があるわけではないのですが、ただ共通しているのは、一貫したスタイルを守っているということです。

では、具体的にはどのような方法でトレードしているのでしょうか?

常勝トレーダーになるためにはどうすればいいのでしょうか?

少しでも常勝トレーダーに近づくために、FXで勝ち続けている人たちのやり方をまねしてみるというのもひとつの方法です。

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FXトレードで勝ち続けるために必要なこと

(ルール・行動編)

・自分のトレードルールを持っていて、必ず守っている。

自分のトレードルールを「必ず守る」というのは、簡単そうで実は結構難しいものです。

特に負けトレードが続いたときに、「この手法は正しいのだろうか?」という疑問を持ってしまい、トレードルールを無視してエントリーしてしまったりするからです。

FXで勝っている人はそのようなブレが無いのです。

・損切り注文(ロスカット)を確実に執行する

これは言うまでもありませんね。

当ブログでも、FXの損切りの必要性や重要性を書き続けていますが、FXで勝ち続けている人たちには、損切り注文をしていない人は、ほとんどいないと考えてください。

・トレンドフォローを徹底する。

相場の大きな流れに逆らわないで、上手く波に乗るのがトレンドフォローです。

トレードの王道の手法ですが、勝っている人はこれを徹底しています。

もちろんいつでもトレンド相場ではありませんが、根拠のないポイントで「もうそろそろ反転するだろう」といったようなカンにたよった逆張りトレードなどはしないのです。

・相場の環境認識を重要視している。

トレンドフォローの徹底にもつながりますが、相場の環境認識(相場の状況を把握すること)はFXの重要な要素です。

現在の相場が「上昇トレンド・下降トレンド」にあるのか、「レンジ相場」なのか、「根拠のあるポイント」に来ているのか、などの環境認識について、常勝トレーダーの方は的確によく分析されています。

・シンプルなトレードである。

以外かもしれませんが、勝っているFXトレーダーの方は王道のトレードを心がけている場合が多いのです。

難しいロジックや複雑なFXチャート分析をするよりも、相場の基本的なトレンドフォローやダウ理論によるトレードなどをしているのです。

・エントリーする時にシナリオ(損切り・利食い・ロット数)がすべて決まっている。

これはFXにおける重要な要素だと思います。

エントリーするときに、利益額または損失額をすでに決めているのです。

自分の想定した方向に相場が動いたときにどれくらいの利益を確保するのか、想定と逆方向に動いたときにどれくらいの損失で抑えるのか、すべてエントリーするときに決めています。

ただし、利食いに関しては想定よりも利益を伸ばす(利食いするポイントを変える)こともあるようですが、損切りに関しては損失を拡げる方向には絶対に変えません

・トレード回数は比較的少なめ(エントリーするポイントを厳選する)。

エントリーするポイントを絞っていると、必然的にトレードの回数は少なめになります。

トレードの回数は1日1回から数回程度で、チャンスが無い場合はエントリーしない、というプロトレーダーもいます。

自分のルールに沿って、根拠が明確であるときだけエントリーするのです。

スキャルピングのスタイルで一日に何度もトレードするスタイルの場合は戦略がちがいますので、これには当てはまりません。

・エントリーしてはいけないポイントに注意している。

普通は「エントリーするポイントを探す」と思われがちですが、常勝トレーダーは「エントリーしてはいけないポイント」にも注意しています。

エントリーしてはいけないポイントとは、「根拠の無いエントリーポイント」や「だましになりやすいポイント」などです。

そういったポイントでエントリーしないことによって勝率を上げていくのです。

・相場の予想をしない。

「相場の予想」をしたり、「こうなればいいな」などの期待でのトレードは、プロはしていません。

相場を予想するのではなく、あらゆるケースを想定してトレードしています。

そして、確率の高いポイントを狙ってエントリーするのです。

利益になる場合も、損失になる場合も、相場が動かずにどちらにもならない場合もありますよね。

そのようなあらゆるケースを想定して、どのように対処するかを決めておくのです。

自分のエントリーと逆方向に動くことも想定していて、どこまで行ったらロスカットをするということも明確に決めています。

・経験や理論に基づいた「裁量の技術」を身につける。

プロのトレーダーには「技術」があります。

ロジックの検証を行って、そのロジックの根拠や勝率を確認することで、経験的に相場が判断できるようになっていきます。

裁量トレードの技術は、努力に応じて身につくものだと言われていますので、短時間で結果が出ないからといってあきらめずに、じっくりと取組むことによって段々と成果が出てくるものです。

・シグナル配信や自動売買ツールなどは使わない。

FXのシグナル配信は、他人が決めたエントリーポイントですから、それを使ってトレードするのは、常勝トレーダーには当てはまりません。

FXの自動売買ツールも、自分でロジックを作っている人でなければ、同じく他人の決めたエントリーポイントになりますので、裁量トレードでは使いません。

このようなトレードスタイルが悪いというわけではありませんが、自分でFXのトレード技術を身に付けようと思うならば、参考程度の情報にしたほうがいいかもしれませんね。

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(作業・ツール編)

・トレード記録をつける、確認をする。

プロのトレーダーは、自分のトレードの記録を付けている方が多いようです。

その記録を確認することで、トレードの傾向や分析・検証などをするのに役立てています。

記録を付けていると自分のミスしやすいポイントが分かったり、自分のクセのようなものが分かって、それを今後のトレードに活用することができますね。

・自分のトレードのロジックを検証する。

FXでエントリーする時に、根拠のあるポイントでエントリーするのは当たり前ですが、その根拠となるロジックは検証が大切ですよね。

本当にこのロジックでトレードすれば勝率が高いのか?ということを、例えば過去のチャートを使って検証してみて、それが確認できればそのロジックを使って実際にトレードするということになります。

・チャートのツール(メタトレーダー:MT4)を使用している。

使いなれたチャートのツールを利用することによって、相場の値動きが視覚的に捉えやすくなります。

特に「メタトレーダー」は、FXトレーダーからの評価が高いですね。

(プロがみんなメタトレーダーを使っているということではありません。)

チャートツールによって成績が変わるわけではないので、自分の使いやすいチャートがいいと思います。

・チャートがシンプルでインジケータなどの表示が少ない。

以外にもプロはインジケータを多用していないことが多いのです。あまり情報が多すぎると判断に迷いが出るからだそうです。
自分のロジックやルールに必要なだけのインジケータを表示させて、なるべくチャートをシンプルにしています。


(メンタル編)

・勝っても負けても感情的にならない。

こればおそらくプロとアマの差が出る大きなポイントではないかと思います。

利益が出ればうれしいし、損失が出ればくやしいのは、人間として当たり前に感情が出てしまうものです。

特に損失となったときの対応が、プロはちがいます。

「想定されたいくつかの相場の値動きのうち、ロスカットの方向に相場が動いた」

という事実だけをとらえて、くやしいとは思わない(ようにする)のです。

そして、では次のエントリーポイントはあるのか?今日はFXのトレードを終わりにするのか?などを判断して対応します。

「くそー!すぐに取り返してやるぞ!」とあせってすぐにエントリーしてしまう、ということは決してしないのです。

・淡々とトレードしている。コツコツと地道にトレードしている。

上記の感情的にならないことに似ているのですが、相場や自分のトレードを客観的に見て淡々とトレードすることが必要です。

トレードで感情を出さないことは、自分の感情に逆らうことなので、非常に難しいものです。

それをあえて意識することで、冷静な判断でトレードができるようにしているのです。

メンタルがFXのトレードに悪影響をおよぼさないようにしているのですね。

・トレードをシンプルに考える。

FXについてむずかしく考えないで、シンプルに考える常勝トレーダーが多いようです。

もちろん基本的な知識や技術があってのことですから、すぐにシンプル思考ができるということではありません。

たとえば、「分かりにくいエントリーポイントではエントリーしない」とか「トレンドフォローだけエントリーする」とか、すぐにでも出来ることはいくつかあると思います。

むずかしく考えすぎると逆にエントリーポイントを見失ってしまうことがあると思いますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

いかがでしたか?

これらの項目がすべて正しいということではないですし、この方法でトレードすれば必ず勝てるというものでもありません。

しかし、FXのトレードをしていく上で、プロの行動は非常に参考になるのではないかと思います。

常勝トレーダーの行動を参考にすることによって何か気付くことがあるかもしれませんし、トレードの成績が改善されるかもしれません。

特にFX初心者の場合は、どうしたらいいか分からなければ、プロのまねをするということには意味がありますよね。

みなさまのFXのトレードの参考にしていただけたでしょうか?

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